ここでは車一括査定でよくあるトラブルとその対策法について記しています。
車一括査定ってトラブルはないの?
実際に利用した人の口コミが知りたい。
トラブルの対策法があれば知りたい。
結局のところ車一括査定は使うべき?それともやめたほうがいい?
このあたりで悩んでいる方には参考になるはずです。
車を高く売るなら車一括査定がいいよ!っておすすめされたけど、
車を売るのは初めてだし、
何かとトラブルがつきもの! なんて聞くから不安だという方、
少なからずいらっしゃるんじゃないかと思います。
ここでは車一括査定でよくあるトラブル事例とその対策法に、
実際に車一括査定を利用した人の口コミなんかも一緒に紹介し、
実際のところ車一括査定は使うべきなのか?
について説明していますので、
車一括査定の利用に際して
不安に感じている方は
是非お読みになってもらえればと思います。
では、早速見ていきましょう。
このページの目次
車一括査定でよくあるトラブル
複数の買取業者からしつこく電話がかかってくる。
強引なセールスで断っても帰ってくれない。
再査定による減額やキャンセルペナルティー
一つずつ説明していきますね。
複数の買取業者からしつこく電話がかかってくる。
車一括査定と言えばこの「しつこい電話!」と言ってもいいくらい代表的なトラブル事例ですね。
既に一度でも使ったことがある方は、
どれだけの数の電話がかかってくるか、
よくお分かりのことかと思いますが、
しっかり対策をすれば電話に悩まされることはないので心配はいりません。
とは言っても、
実際には多くの方がこの電話に悩まされているという現実がありますので、
参考までにそういった方の口コミを紹介しておきたいと思います。
一括査定を使ったら…しつこい電話に直接家に来て、来たからには手ぶらで帰れないとかゴネられるは、散々だった。二度と使わない。#車買取 #車一括査定
— jungin (@jungin00) October 25, 2019
車一括査定申し込んだら電話が凄い事になってる。😂 pic.twitter.com/tBAMzxwaqj
— 瀧 劉成@たきりゅうせい (@HB0211) May 15, 2018
車一括査定申し込んだら
5分で25件も電話着信が・・
仕事してるんですが・・
(:.;゚;Д;゚;.:)アヒー
あ、またきた— コチンヤタ@D鯖東 (@opaya0) December 7, 2018
ズバットの車一括査定を申し込んだ所、ガリバーやビッグモーターから電話が数秒置きに40回以上鳴り、その後も相当継続しました。
企業の姿勢として悪質なレベルだと思うので、皆様利用しない事をお勧めします。#ズバット #車 #悪質 #迷惑 #一括査定 #査定 #ガリバー #ビッグモーター
— くりすぷ (@crispalmond) August 10, 2018
頼まれてやったけど車一括査定に登録したらその瞬間から鬼電話
— 自由な鳥 (@tobenai3428) June 12, 2018
中古車一括査定をネットで申し込んだら完了ボタン押した瞬間電話かかってきたんだけどwww
— MotorFan (@motor_fan_2017) March 16, 2018
軽いノリで中古車一括査定ってのやってみたら、2時間ほど仕事が出来ない状態(電話鳴りっぱ)になった(-“-;A …アセアセ
人気者になったかのような錯覚しました(笑)そして、年末年始に次の車が間に合いそうにない事を知り、売る気が失せてきた(-_-;)
— E.Aramaki (@xxx16maybe) December 9, 2017
車一括査定ってどんな感じかなって思ってネットでやったんだけど電話番号持ってかれて迷惑電話の嵐だわ💢💢💢💢💢
— 大介のだいすけ (@K_Daisuke0521) April 25, 2017
かなりの数の方が一括査定の電話にウンザリしているのが分りますよね。
でもなんでこんなに多くの方が電話に悩まされることになってしまったのか気になりませんか?
そもそも電話がかかってくることは想像できていたわけですから。
ん?いや待てよ。
もしかして…
そうなんです。
この車一括査定の電話に困っている方の大半は、
まさか電話がかかってくるものとは思ってもいなかったのです。
もちろん電話がかかってくるのは知ってたけど、
こんなにたくさんかかってくるとは思わなかった! という方もいますが、
実は電話がかかってくるとは知らずに申し込んでしまったという方が多かったんです。
それはどうゆうことかというと、
・簡単◯秒で愛車の最高額が分かる!
・簡単な情報を入力するだけで最高額が分かる!
・査定依頼すると愛車の相場がすぐに分かる!
といった具合に、
ぱっと見は
申込むと最高額で買い取ってくれる業者が分かる。
すぐに相場が調べられる。
こんな風に思ってしまうような広告が多いのです。
つまり、
・情報を入力すればウェブ上で査定額を確認できる。
・メール等で最高額を知らせてくれる。
こんな風に思って申込をしたわけで、
電話がかかってくるなんて思ってもなかったところに、
いろんな買取業者から電話がしつこくかかってきて困った!
となってしまうわけです。
車一括査定のしつこい電話の対策法と対処法
私が知る限り、
実際の車を査定してもらうのに、
電話が一切かかってこないようにする対策法は、
残念ながらありません・・・。
が、
電話の数をストレスのない範囲まで少なくする方法なら2つほど知っていますので、
ここでご紹介しておきたいと思います。
車一括査定のしつこい電話を防ぐ対策法とは?
そしてその対策法の1つが、
とは言っても、
ただ単にこのカーセンサーで一括査定してもらえばいいというものではなく、
査定申込時にちょっとした工夫をしてあげることで、買取業者からの電話を少なくすることができるというものなんですが、
ちょっとした工夫と言ってもやり方は至って簡単で、
査定申込時にメッセージを書き込める箇所がありますので、
そこに「連絡は電話ではなくメールでお願いします」と打ち込むだけ。
このメッセージを残しても電話で連絡してくる買取業者もいるにはいるんですが、
基本的にはメールで連絡をしてきてくれるようになりますのでおすすめです。
ただ、このメッセージを打ち込む場所がちょっと分りづらかったりするんですが、こちらのカーセンサーってどう?実際に買取してもらって分かったデメリット~僕の口コミ~で詳しく説明していますので参考になさってみてください。
そしてもう一つの電話対策が、
ここの場合は、査定申込時に入力する電話番号などの個人情報は、
買取業者に伝わることはなく、
電話やメールなどの連絡はユーカーパックの1社からだけしかこないので、
電話に悩まされる心配がありません。
オークション形式での入札によって買取業者が決まるため
買取価格が高くなりやすいという特徴もありますので、
そういった意味でもおすすめですしね。
ユーカーパックについてはこちらのユーカーパックってどう?実際に買取して分かったデメリット~僕の口コミ~で詳しく説明していますので、一度確認なさってみてください。
車一括査定にはこういったトラブルがあるものの、
車を売る上ではメリットも多くありますので、
メリットとデメリットの両方とも詳しく知りたいという方は
こちらの記事を確認なさってみてください。
車一括査定のしつこい電話に困ってる時の対処法
これをお読み頂いてる時点で既に車一括査定に申込をし、しつこい電話に困っているところだ! という方は、以下のどちらかの方法を試してみるといいです。
・査定申込をした車一括査定の運営会社にメールまたは電話でキャンセルをする。
・かかってきた電話に出て強く断りを言う。
簡単な方法としては、
運営会社に連絡しキャンセルの旨を伝えるという方法になりますが、
ほとんどの運営会社ではキャンセル等のメール窓口を設けていますので、
そこにメールをするというのがいいでしょう。
メール窓口がなければ直接電話で連絡をし、
キャンセルすれば電話は止まります。
いずれの連絡窓口もない場合は、
少々面倒ですがかかってきた電話に一つずつ出て、
ハッキリと強く断るという方法しかありません。
その際は、
既に車を売却したと言ってしまうのが手っ取り早くておすすめです。
強引なセールスで断っても帰ってくれない。
自宅まで出張査定に来てもらった際に起きるトラブルが、
「契約してくれるまで帰りません!」
と言って居座るケースです。
押し売りならぬ押し買いというやつですね。
査定に来た営業マンも車を買い取るために必死なのは分かりますが、数時間にもわたって居座るケースも珍しくありませんので、
この点も注意が必要でしょう。
こちらの売却希望額に満たない金額で押し買いしようとしてきて、
そのしつこさに負けて売却してしまったという方も実際にいますので、
どれだけしつこいかお分かり頂けるかと思います。
まぁ、その熱心なしつこさが時には買取価格のアップにつながり、
結果的に希望額で売れるケースもあるんですが、
くれぐれも根負けして安く売ってしまうことのないようにご注意ください。
帰ってくれない時の対処法は?
ちょっとそこまでするのは気が引けると感じるかもしれませんが、
警察に通報するのが最も効果的です。
そうなるまでに、帰ってほしいとハッキリ伝えてるはずですので、それでも帰らないようなら迷わず警察に連絡しましょう。
最近では、買取業者もかなり健全になってきましたので、
度が過ぎたしつこい押し買いはあまり見かけなくなりましたが、
もしもの時は参考になさってみてください。
再査定による減額やキャンセルペナルティー

車の売買契約を締結した後、
再査定といって買取業者側で買取価格を一方的に減額するケースがあります。
事故歴などを正直に申告しなかったり、
自分で走行距離のメーターを改ざんしたり、
明らかな欠陥が見つかったりしたケースでは減額されても仕方ありませんが、
そうでない場合に買取価格を減額されてしまってはたまったもんじゃありません。
再査定による買取価格の減額をされた場合や、
何か特別な事情などによって、
売買契約を取り交わした後にその契約をキャンセルしたいと思うことがあるかもしれません。
しかし一度締結した契約をキャンセルする場合、
高額のキャンセルペナルティー(キャンセル料)を請求されることがありますので、これにも注意が必要です。
そして、この再査定やキャンセルペナルティーに関しては、
実は契約書の内容にしっかりと書かれていたりしているので、
こちらとしても受け入れざるを得ない状況になっているのです。
契約書の内容を細かく見ない方が多いのですが、
実はこういった売り手が不利になるような内容になってることがありますので、
契約書の内容はしっかり理解した上で契約したほうがいいのです。
ちなみに、電話トラブル同様、このようなトラブル事例についても国民生活センターに報告されており、
多くの場合で10万円ものキャンセルペナルティーが請求されていますので要注意です。
中古車契約をめぐるトラブルQ&A
Q1
買取事業者と中古車を売却する契約を締結し、一週間後に車と書類を引き渡すことになりました。翌日思い直し、解約を申し出たところ、解約をする場合「高額な違約金(キャンセル料)」 の支払いを求められました。違約金(キャンセル料)を払わなければならないでしょうか?A1
今回のケースは、売主から一方的な契約の解除(キャンセル)となります。契約は、契約当事者の申込みと承諾が合致することで、成立します。契約が「成立」することによって、契約当事者には、それぞれ法的な拘束力を持った約束の内容となる債権(権利)および債務(義務)が生じ、一度契約が成立すれば、契約の「無効」「取消」「解除」の原因がない限り、当事者は、契約に拘束されることになります。契約を解除する場合、相手方が被った損害を賠償する責任が生じますが、高額な違約金について、消費者契約法第9条第1号は、当該消費者契約の解除に伴う損害賠償予定額または違約金の定めについて、これらの合算額が「当該条項において設定された解除の事由、時期等の区分に応じ、当該消費者契約と同種の消費者契約の解除に伴い当該事業者に生ずべき平均的な損害の額を超える」部分は無効となるものと規定しています。売主が車と移転登録書類も渡していない翌日に、契約の解除を申し出ていることもあり、実際に損害が発生しているとは考えにくいため、このような請求に対しては、違約金の内訳など、根拠となる書面を求め、それが妥当なものなのか確認する必要があります。そこで、日本自動車購入協会(以下、JPUC)はモデル約款を策定・監修しています。このモデル約款を採用している会員事業者では、契約解除について、「売主は本契約締結日から契約車両の引渡しを行った日の翌日までは、買主に通知することにより何等の負担なく本契約を解除することができるものとする」としております。したがって、契約解除に伴う違約金の発生はありません。・・・
Q1
5年前に購入した車の査定時に、以前、車と接触事故を起こし修理していることを申告しました。車を見せたうえで事業者から買い取り金額の提示を受け、売却する契約をしました。ところが、車と移転登録に関わる書類を引き渡した数日後に「予想以上の修復歴が発見されたので減額または解約」すると言われました。減額または解約に応じなければならないでしょうか?
A1
車の修復歴は車体の骨格に当たる部位の修正または交換歴がある場合、修復歴があるとされ、車の価格に大きく影響されます。プロである事業者が通常の注意を払えば修復歴を発見できるはずであり、見積もり提示時に見落としたのは事業者に過失(事故歴の申告を受けている)があると言えます。したがって、消費者に対し瑕疵担保責任を問うことはできません。査定の見落としを消費者に転嫁するような、事業者側の過失を問わずに契約を解除できる条項は、消費者契約法第 10 条 「 消費者の利益を一方的に害する条項の無効」となります。
もしも再査定やキャンセルペナルティーでトラブってしまったら?
再査定においては、
買取業者が査定を行い双方納得した金額で契約しているため、
一方的な減額には応じる必要はありません!
確かに減額になってもしょうがないなと思えるような根拠があれば仕方ないですが、そうでなければ認められないことになっています。
キャンセルペナルティーについても、
妥当だとは思えない高額請求をされてしまった時は、契約書に書いてあったからといって払ってしまわずに、まずは国民生活センターに相談をしましょう!
再査定やキャンセルペナルティーを防ぐには?
実はこの再査定やキャンセルペナルティーによるトラブルは
以前新聞にも取り上げられたことがあり、
それにより注目されるようになったのが、
JADRIと呼ばれる一般社団法人 日本自動車流通研究所です。
JADRIとは、
中古車の円滑な流通を目指して設立された団体で、
全国の中古車買取業者が大手、中小を問わず加盟できるようになっています。
ただ、JADRIに加盟するためには以下の6つの審査基準に適合している必要があり、その6つの審査基準というのが、
2.自動車関連の法人で設立から5年以上であること。
3.展示場を保有していること。
4.過去5年以内に指導、摘発、各媒体からの取引停止、オートローンを含む金融機関からの取引停止を受けていないこと。
5.反社会的勢力との関係がないこと。
6.JADRIが定めた開示項目(売買実績、売買契約書など)の開示ができること。
となっています。
つまり、この審査基準からも分かるとおり
JADRIに加盟されている買取業者というだけで、
過去5年以内は問題を起こしていない業者ということになるので、
車を買取してもらう上で一定の信頼がおける買取業者ということになるのです。
要するに、
トラブルを防ごうと思ったら、
このJADRIに加盟している買取業者に査定してもらえばいい!
ということなのです。
そしてこのJADRIが運営をしている車一括査定が一括査定.comというもので、
こちらに登録されている買取業者は全社、このJADRIの厳しい審査基準をパスした業者となっており、
JADRIに加盟している買取業者が
この一括査定.comの一括査定に参加する条件として
「キャンセルペナルティーを設けてはいけない」
となっているので、
安心して一括査定が受けられるということなのです。
なので、とにかく安心して車を売りたいという方や、これまでに再査定やキャンセルペナルティーでトラブったことがあるという方は、一括査定.comがおすすめかと思います。
車一括査定は使うべき?やめるべき?
早速結論ですが、
なぜなら、
僕の経験上、車を高く売るには車一括査定が一番良いからです。
しかしながら、
実にもったいないですね。
参考記事:CAR USER REPORT 2014の18ページ参照
車一括査定をおすすめする最大の理由は、
ディーラー下取りと比べて数十万円も高く車を売ることができるから。
それに加えて、
一度に複数社の査定を受けることで、
買取業者同士が競い合い高額査定が出るからです。
たしかに、
ここでお話ししてきたようなトラブルが車一括査定にはあるんですが、
しつこい電話はそれを防ぐ方法がありますし、
再査定やキャンセルペナルティーに関しても
この記事をお読み頂いた皆さんならしっかり対策できるはずなので
もう心配はないはずです。
断っても帰ってくれない強引な押し買いについては、
なにも車一括査定に限ったことではなく、
ディーラーだってグイグイ営業してきますし、
車を高く売るためには仕方のないことです。
つまり、
車一括査定でトラブルになっている事例に関しては、
やり方によっては防げるわけで、
それでいて、
私も含め多くの方が車一括査定で高く車を売ることができているんだから
使ったほうがいいんじゃない?ってことですね。
車一括査定のトラブル|まとめ
ここで車一括査定でよくある3つのトラブルについてまとめておきますね。
複数社からのしつこい営業電話
一度に多くの買取業者から電話がかかってくるから対応が大変で苦労する。でもストレスの無い範囲まで電話を少なくする方法はあるので、そこまで気にする必要はないのでは?
強引な押し買いに遭い断っても帰ってくれない
満足いく査定額ではないのに、断ってもなかなか帰らない買取業者もいる。強く断っても帰ってくれない時は迷わず110番を。
再査定による減額やキャンセルペナルティー
売買契約後に一方的に買取金額を減額されてしまう再査定と、契約した後にその契約をキャンセルする際に高額のキャンセル料を請求されるキャンセルペナルティーに注意。とは言え、国民生活センターへの相談やJADRIに加盟している買取業者に買取してもらうことで、そういったリスクは防げるよね?
車一括査定は使うべき?やめるべき?
車一括査定のトラブルは大きく3つ。でも、やり方によってはそれらのトラブルは防げる。それでいて車一括査定で愛車を高く売ることができた人が多いんだから、やっぱり車一括査定は使ったほうがいい。
ってことでしたよね?
車を売る方法はいろいろあるわけですが、
せっかくなら少しでも高く売れたほうがいいわけで、
少なくてもディーラーの下取りだけはやめておいたほうが得策です。
以上のことを踏まえて、
みなさんにあった売却方法を検討なさってみてください。